2017年7月28日金曜日

【ネタ記事】必勝暗記法 あんきパンやってみた

 夏、受験生にとって勝負の夏だ。この時期から実践的な授業が始まったり、模試の回数が増え始めたりする。そんな中でこんなことはないだろうか。「明日歴史と英語と数学のテストがあるのに年代も単語も公式も覚えてないよ~助けてド〇えも~~ん~~」




 残念ながら今は21世紀。初期の設定ではあの青いロボットは21世紀には完成していたのだが、今では22世紀からやって来たことになっている。つまりド〇えもんはいない。しかし、何とかしてひみつ道具の再現できないだろうか。

 今回筆者が再現を試みるのはテスト前にものを覚えるのに最適なあのひみつ道具だ。「テッテレッテテテッテレテテテ~~、あ~ん~き~パ~ン~」

 あんきパンとは見た目はただの食パンだが、教科書などの覚えたいページに押し付けることで、そのページが写し取られ、その状態で食べることで写し取ったページの内容を覚えることができる、というひみつ道具。これとコンピューターペンシルがあればどんなに学校のテストが楽か、そう考えたことがあるのは筆者だけではないだろう。そんなあんきパンを再現することができれば暗記系科目は怖くない。そこで筆者がやってみた暗記パンの作り方を紹介する。

 まず用意するものは、全ての基本となる食パン、次にパンに暗記したいものを書きこむためのスティックチョコレートだ。今回は用意した食パンに応仁の乱の年号1467年、in order toの用法、そして解の公式を書きこむ。このチョイスは各教科で基本の内容であり、同時に忘れやすいと筆者が感じるものを書きこんだ。しっかりとパンに年号や公式を書きこんだら、食べる。食べるときもただ顎を動かすのではなく、書いた内容を頭の中で反すうさせながら食べる。パンを食べるのではなく、あくまで暗記をするために食べるのだ。

 1枚完食。さっきまでの脳みそとは明らかに何かが違うように感じる。パンに書いた内容を覚えることができたのだ(効果には個人差があります)。これならばド〇えもんを安心して未来に帰すことができる。みたろ、ドラえ〇ん。覚えたんだよ。ぼくひとりで。もう安心して帰れるだろ、〇ラえもん。深夜に夢見心地でうろついていたジャイ〇ンにけんかで買ったような気分に浸り、満足していると、お腹の調子が悪くなってきた。慌ててトイレに駆け込み用を足す。しまった! あんきパンは体の外に出してしまうと覚えたことを全部忘れてしまうのだ! 

 しかし安心してほしい。このあんきパンで覚えたことは22世紀の科学力ではなく、内容を反すうするうちに覚えたもの。パンが体の外に出たからと言って忘れてしまうことはない。しかし食べ過ぎてお腹を壊しては、テストでベストなパフォーマンスを発揮することができなくなってしまうので、もし実践するのなら食べ過ぎに気を付けて食べてほしい。

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